ラムエアインテークは乗り物が移動するときに発生する空気の流れを利用することによってエンジンの空気吸入口の内側に静的な圧力が発生するように設計されている外気導入経路のことで、外気の導入経路のインテーク入り口で発生する空気の運動エネルギーを静的なエネルギーに変換する構造となっています。自動車においてラムエアインテークはモータースポーツに参加する車両に利用されていて、現在でも最も使用されている装備で、特にフォーミュラカーにおいては機械的な過給器の装着が禁止されている場合が多いことから大口径のものを装着して最高速度域で最大限の過給効果と効率的な外気の導入のための空力設計が行われています。ブローオフバルブは過給器付き内燃機関における過給圧解放パーツの一種で、ターボチャージャーで発生するバックタービンを防ぐことによって、アクセルの反応を向上させたり、タービンブレードを保護するという目的で装着されるものです。日本国内の場合には排出ガス規制の問題があるので、大気への解放ができないためにエアクリーナーとコンプレッサーの間で空気を還流させる構造になっていることから、サクションリターンシステムと呼ばれることが多くなっています。